●東北地方太平洋沖地震におけるAIR断震装置動作報告
平成23 年4 月1 日 株式会社ユーテック
東北地方太平洋沖地震で多くの尊い命が失われ深い哀悼の意をささげます
同時に被災された方々へ心よりお見舞いを申し上げます
エアー断震装置は2007年より発売を開始し2011年3月現在全国で50棟の住宅に装着されております。
今回の震災で震度5以上の地域のエアー断震住宅は正常に作動致しました。
3月11 日 宮城、茨城沖地震 震源M9
青森県 1棟 浮上
茨城土浦市 2棟 浮上
茨城つくば市 2棟 浮上
千葉県柏市 1棟 浮上
千葉県我孫子市 1棟 浮上
東京都大田区 2棟 浮上
東京都葛飾区 1棟 浮上
埼玉県熊谷市 1棟 浮上
埼玉県ふじみ野市 1棟 浮上(実験棟)
新潟県柏崎市 1棟 浮上
3月15 日静岡県東部地震 震源M6.4
静岡県富士市 1棟 浮上
静岡県御殿場市 1棟 浮上
静岡県清水市 1棟 浮上
静岡県焼津市 1棟 浮上
静岡県牧ノ原市 1棟 浮上(緊急地震速報連動)
浮上した住宅は殆ど揺れを感じなかったそうです。
気象庁発表の地域の震度が5以上でも、AIR断震装置を装着された住宅の立地条件や地盤の状態により住宅が震度5以上の揺れが計測されていない場合は起動しません。
今回の地震によるエアー断震住宅 導入者様リポート
●千葉県柏市
エアー断震のセットが震度4に設定されていましたので、1回目の宮城地震の時は震度4まで揺れを感じましたが、直ぐ作動して浮上しました。
若干の揺れは感じましたがたいした揺れではありませんでした。
その時外を見たのですが電線が大きく揺れて、近くの建設中の住宅が揺れているのが確認できました。
2回目の茨城地震のときは、来客中で、震度4で再度浮上しました。
このときも、浮上してからは、少しの揺れしか感じませんでした。
●茨城県つくば市
外出先から帰りインナーガレージに居た所揺れを感じ建物の端にて待機していると揺れが強くなり、浮上しました。浮上してからは揺れは感じなくなりましたがダンダンと地面が揺れて家と地面が激しく動き出し段々ゆっくりになり3分位でしょうか動きは収まりました、周囲には6名程の方がいてこちらを
見て家が動いていると、叫んでいました、しかしそれは逆でその方達が揺れていたのです。
直ぐに四方を確認すると、ジャバラのパイプが1本抜けただけでした、可動範囲は24cm動きました、震度6強だったそうです。
しかし直ぐに停電となり辺りは静まり返ってます、遠方での地震かと思い直ぐにラジオを付け宮城県での地震だと知りました。
その後また大きな揺れを感じ浮上しました、その時動いている様子をビデオに撮りました。
家の中の被害は無しです、サイドボードのワイングラスも倒れていませんでした。
近隣では家内部に亀裂が入り、揺れた家は瓦が落ちて、石垣の塀はたおれていました、どの住宅も家内部は家具がメチャクチャに飛んで食器が割れ大変な事になっていました。
改めて、断震装置の素晴らしさを体感しました、外の人は立っていられない程揺れたそうです、私と家内は地震があったのは分かりますが、揺れを感じていないので実感がわきません、しかし周りの被害の甚大さでいかに揺れたかを知るすべしかありません。
●埼玉県ふじみ市
前日に完成した実験棟2間×3間の展示場を作り、作業をしていたら地震を感じたので急いで展示場内に避難し浮上させました、浮上直後は揺れましたがその後は揺れを感じませんでした、次の揺れは全く揺れを感じる事はありませんでした。
実験棟で戻し装置、バランサーを付けていませんでしたが、断震しまた、戻し装置が付いていませんでしたので10cm程ずれた位置で止まりました。
●東京都大田区
強い地震が来たので事務所から裏の自宅に出てみると、家が浮き上がりました。3階建ての家がスーと浮きました、その後断震をし、地面とは別に動きました、1階の応接室にお客さんがいて商談中でしたが、中に居た方は地震に気付く事なく、私が地震だと声をかけて初めて地震だと気がつきました。実体験をし、改めて断震の素晴らしさに感動しました。
●静岡県御殿場市
就寝中であった為朝まで気づかず、朝隣人から昨晩の地震の話をされて初めて被害があったと気がついた。
●静岡県清水市
急に突き上げるような直下型の震動があり直ぐに浮上し、揺れを感じる事は無かった。
以上、断震装置装着のお客様の家は被害は無い状態です。
実験で証明された通りの結果となりました。
●断震装置を装着する本当の意味とは
私たちは1997年に起きた阪神淡路大震災を教訓に、安心して暮らせる家を目指し空気で浮く家、断震装置を開発してまいりました。
今回の震災で開発者も初めて被災し大地震に備える真の意味を知りました。
大地震とは被災の無い方に想像出来る物ではありません。
そして多くの方が犠牲となり、人間が自然災害にいかに無力かと言う事を思い知らされました。
現在の建築基準法では震度7では住宅は崩壊はしません、しかし室内の家具や電化製品が飛びます、室内あらゆる物が散乱し、食器が落ちて割れてしまいます。
この事は物質が壊れると言う事です、人間は物質が壊れた場合新たに作ったり購入する事ができます。
しかし、人間はストレスで体が破壊されてしまいます、少しの振動が伝わるたびに反応してしてしまう体、毎晩続く余震、横になると少しの揺れが大きく感じ熟睡する事はできません、もし大きな揺れを感じる事が無いのならこのストレスも少ないはずです。
地震に備える事は、いつか必ず地震が来ると思い暮らすことで、その地震に対する備えのひとつをエアー断震住宅で皆様に貢献できれば幸いです。